どんな場面にも馴染む、間口の広さ
「小料理 はれ時々はれ」の使いやすさは、場面を選ばないところにある。仕事帰りに短時間で味わう一杯、腰を据えたゆったりの晩酌、そして昼の食事まで、日々のさまざまなシーンに馴染む。カウンター8席のこぢんまりとした空間だからこそ、ひとりでの晩酌でも居心地がよく、夫婦や友人との食事にも気軽に使える。名物のマグロのあら炊きを肴に、京都の地酒をゆっくり傾ける。そんな時間が似合う店だ。
気取らずに過ごせる空気は、席数を絞った小さな店ならではのものだと思う。
料理を支える出汁と、市場直送の魚
料理の土台には、福島鰹の鰹節と北海道産の利尻昆布から丁寧に引いた出汁がある。素材本来の旨味を残しながら一品ずつ仕上げ、日本人の舌に馴染む味わいに整えている。
魚は京都中央市場から仕入れ、その時季においしい新鮮なものを使う。お造りや日替わりの小料理は季節や天候で内容が変わり、訪れるたびに違う顔を見せる。看板の「マグロのあら炊き」は、尻尾や骨部分を甘辛く炊き上げた一品。鮮度のよい状態から調理するため身がパサつかず、しっとり柔らかい食感と濃厚な脂のコクが楽しめる。地酒のキレと酸味が、その脂を心地よく流してくれる。
昼の顔と、京都駅すぐという近さ
水曜日には昼の営業もある。12:00から15:00に、動物性食品・乳製品・はちみつを使わないヴィーガンランチを数量限定で提供し、午後には豆乳ソフトクリームも販売する。夜の晩酌とはまるで違う、身体にやさしい時間だ。
店は京都駅八条口から徒歩3分。近鉄線やJR線、地下鉄など複数の路線からアクセスしやすく、京都での食事や酒の締めにも寄りやすい。所在地は京都市南区東九条室町31、夜の営業は16:30から23:00、定休日は不定休。支払いは現金・クレジットカード・電子決済に対応している。


