虎視眈々 | 大須の夜をじっくり味わう、シーシャと創作料理の酒場

水を一滴も使わないハヤシライスが生まれた、大須の古民家シーシャ酒場

名古屋・大須で夜ごと静かに灯りがともる虎視眈々は、シーシャと創作料理を軸にした酒場として、ふらりと立ち寄る常連から初来店の客まで分け隔てなく迎え入れている。看板メニューの無水ハヤシライスは、素材から出る水分だけで煮込み、隠し味に味噌を忍ばせた一皿。ドリンクの締めに注文する人が多いらしく、口コミでも繰り返し名前が挙がる料理のひとつになっている。自家製果実酒やリキュールをかけたアイス、ノンアルコールカクテルといった飲み物の幅も広く、アルコールが苦手な人でも食事と香りの組み合わせを楽しめる構成になっている。

個人的には、水を一切加えずに仕上げるハヤシライスという発想に驚いた。フードメニューはどれもドリンクとの相性から逆算して仕込まれており、一皿ごとに「何と合わせるか」が想定されている。こうした設計があるからか、料理だけを目当てに足を運ぶ客も少なくないという声が目立つ。シーシャ酒場でありながら食の満足度が高い店として、大須界隈では独自の立ち位置を築いている。

店長が「特技」と語るブレンドの妙

虎視眈々のシーシャは、フルーツ系の甘い香りからスパイスやハーブを効かせた渋めの調合まで、フレーバーの選択肢が幅広い。来店時の気分や好みをスタッフが聞き取ったうえでブレンドを組み立てる流れで、初めてシーシャに触れる人にも吸い方から丁寧に案内している。店長の水橋サスケ氏は「記憶に残るシーシャを作ること」を自身の特技として掲げており、一杯ごとの調合に時間を惜しまない。リピーターが通い続ける理由のひとつは、同じフレーバーでも訪れるたびに微妙に異なる仕上がりを体験できる点にあるようだ。

「シーシャが目的でなくても十分楽しめた」というレビューが複数残っている。初心者にも構えずに入れる雰囲気があるらしく、友人に連れられて初来店した人がそのまま常連になるケースも珍しくないと聞く。香りの世界に馴染みがなくても、一服の間に流れる時間そのものが記憶に残る——そんな感想を持つ利用者は多いようだ。

古民家をDIYで仕上げた、手触りのある店内

虎視眈々の内装は、古民家の骨格をそのまま残しつつ、店主自身がDIYで家具や棚を作り上げたもの。照明は柔らかく絞られ、BGMの音量も会話を邪魔しない程度に抑えられている。カウンター8席に加え、2階にはソファ席を設けており、おひとり様でも少人数のグループでも居場所を見つけやすいレイアウトになっている。貸切は4名から最大16名まで対応し、宴会利用にも使える。

Googleレビューでは★4.8を51件の口コミで維持しており、「オーナーも超ノリノリでどの年齢層でも楽しめる」「毎週通いたくなる」という書き込みが並ぶ。年齢層もばらばらで、20代の学生から40代の会社帰りの客まで入り混じっている夜もあるという。既製品にはない手仕事の質感が空間全体に散りばめられていて、座る場所によって見える景色が少しずつ違う。

年中無休・深夜3時まで開いている大須の夜の拠点

営業時間は18時から翌3時、年中無休。大須観音駅から徒歩およそ8分の立地で、二軒目や仕事終わりの遅い時間帯にも立ち寄りやすい。予約は電話のほかInstagram DMと公式LINEで受け付けており、支払いは現金・クレジットカード・電子マネー・QRコードに対応している。「肩肘張らず気負わずに立ち寄れる空気を大切にしたい」と水橋氏は話しており、その言葉どおり敷居の低さが店の空気に反映されている。

深夜帯に一人でカウンターに座り、シーシャをゆっくり吸いながら過ごす客の姿は珍しくないという。終電を逃した夜にふらりと入ったのがきっかけで通い始めた、という利用者の声も見かける。友人との会話が弾む夜も、誰とも話さず煙の行方をぼんやり眺める夜も、同じように受け入れてくれる場所がここにはある。大須の繁華街から少しだけ外れた路地に、翌朝3時まで灯りが点いている。

大須 バー

ビジネス名
虎視眈々
住所
〒460-0017
愛知県名古屋市中区松原1丁目13−4
アクセス
TEL
090-8542-3284
FAX
営業時間
定休日
URL
https://koshitantan.net