観光地の真ん中で、少し奥まった居場所
温泉と自然を求めて、湯布院には年間を通して多くの人が訪れます。その中心に近い場所にありながら、恋万里は表通りから少し奥まった位置にあり、人の流れからいったん離れて食事に向き合えます。由布院駅から歩いて4分ほど、金鱗湖からは車で6分ほどという近さで、散策の動線にも自然と収まります。観光客でにぎわう土地にあっても、腰を落ち着けて過ごせる居場所です。
この立地は、旅行者だけの店にとどまらない使い方を生みます。観光の合間にふらりと寄る人もいれば、仕事を終えた地元の人が一杯やりに立ち寄ることもあります。旅の一食にも日常の夕飯にもなじむ距離感が、この場所ならではの強みになっています。
湯布院で味わう、福岡・北九州の食卓
恋万里が出すのは、湯布院にいながら楽しめる福岡・北九州の味です。昼は鶏ガラと豚骨を合わせた濃厚なラーメン、夜は炭火の焼き鳥やモツ煮込みと、九州の街場で親しまれてきた料理が並びます。旅先で土地の名物を楽しむのとはまた別に、九州の食卓そのものに触れられるのが、この店の立ち位置です。焼き鳥屋がつくる鶏白湯ラーメンという一杯も、その土地の味を映した一品といえます。
料理はできるかぎり一から手作りで、タレや調味料まで自家製でそろえています。よその味を持ち込むだけでなく、自分たちの手で仕上げているからこそ、湯布院の一軒として根を張れているのだと感じます。上品に少量を盛るより、満たす量で出す考え方も、街場の食堂らしい気風の表れです。
土地になじむ酒と、通いやすい仕組み
夜には、九州各地からそろえた焼酎や日本酒が席に並びます。長崎や佐賀の銘酒まで取りそろえ、炭火の焼き鳥や居酒屋料理に合わせて選べます。地の料理に地の酒を重ねられるのは、九州という土地に根ざした店ならではの並びです。まずはサッポロラガービールで喉を潤してから、九州の一杯へと進む夜も過ごせます。
通いやすさを支えているのが、支払いや営業の分かりやすさです。会計は現金のほか各種クレジット決済やQR決済に対応し、旅先でも手持ちを気にせず立ち寄れます。昼営業は12時から14時、夜営業は18時から22時30分、定休日は日曜日で、席の相談は080-7521-4878から。土地に根ざしながら、初めての人にも間口を開いている一軒です。


